5月31日 Tony Conrad

トニー・コンラッドの自宅訪問。彼にとってミニマリズムの最初はヴァイオリンのレッスンでゆっくり弾く練習をしたこと、インディアンの音楽に出会ったこと。だからラ・モンテ・ヤングのグループで単音を弾く役を引き受けたこと。ミニマリズムというより、sustained soundと呼びたいこと。その他、ワークショップでアマチュアと仕事すること、教育のこと、最近の音楽、演劇についてなどなど。最後にオープン・リールのペーター・クーベルカによるジャック・スミスのインタヴュー(1973)を聞かせてもらう。スミスは病気になる大分前だが、攻撃的ともいえる内容を蚊が歌っているような声で語る。