帰国。荷物を開けるのは仕方ないが、TSAのスタッフには人並みに梱包ができるようになって欲しい。
International Center for Photography 企画展2つ。Perspectives 2010、傾向のばらばらな5人の作家による近作展。For All the World to See、公民権運動を巡る、視覚メディアの果たした役割の検証。後者では社会的、政治的主題が優先されているが、特にこの…
ハンス・タムメンとHarvestworksでレコーディング。 銀行口座閉鎖。ACC。
Walter De Maria: The New York Earth Room なんだか知らないがもの凄く暑い部屋で、土の周辺は少し黴びている。床が土の重さに耐えられなくて真ん中がへこんでいるのかと思ったが、そういうことはないみたい。金色の棒と違って、土そのものなので、崇高とか…
Noguchi Museum 不便なところにあるので行きそびれていた。決して興味のある作家とはいえないけれど、一度はきちんと見る必要があると思っていた。狭い空間に作品が林立するのを見ると侘び寂びをアメリカで展開した作家とはいえない複雑さがある。美術館の常…
Ryan Sawyer, Audrey Chen + Tomomi Adachi + Luca Marini, Nate Wooley @The School House アーティストが共同生活しているブッシュヴィックのロフトでのコンサート。告知も含めパブリックなものなのかプライヴェートか分からない領域のイヴェントはこのエ…
チェルシーで画廊巡り。全体のレベルは高く、下手に美術館で現代美術を見るより面白い。美術館はここでは、その制度的な存続に汲々としているように思える。EAIのViewing Roomでヴィデオ。 The Wooster Group/ "The Emperor Jones"ヴィデオ作品。まるで歌舞…
Guggenheim Museum 現代の写真、パフォーマンス、ヴィデオ作品をテーマ別に展示した"Haunted"。トラウマだの空虚だの、愚劣で馬鹿げたテーマでめげる。しかし展示されている多くの作品もその程度のものでしかない。それだけならまだ仕方ないが、ジョナスやベ…
NYPLでダンスヴィデオ。 "Twyla Tharp Scrapbook 1965-1982"の続き。"The Fugue"(1970)はテーマの逆行、反行、倍速の操作によるダンス。ヴォキャブラリーはエクレクティックであり、明快な構造とのコントラストが素晴らしい、極めて魅力的な作品。いろんなカ…
トニー・コンラッドの自宅訪問。彼にとってミニマリズムの最初はヴァイオリンのレッスンでゆっくり弾く練習をしたこと、インディアンの音楽に出会ったこと。だからラ・モンテ・ヤングのグループで単音を弾く役を引き受けたこと。ミニマリズムというより、sus…
Harlem観光。Memorial Baptist Churchで礼拝見学。200人くらいの観光客に対して、地元の信者は30人くらい?ヴァケーションに行っちゃったのかな?牧師も嫌みか非難かユーモアか分からないようなことを観光客に言う。いろんなアンバランスを含めて礼拝とコン…
MET museum ベリー公の美しき時祷書"Belle Heures du Duc de Berry"の全ページをばらして並べた展示が白眉。たぶんしばらくは来れないので、ムガール美術とルネサンス美術を中心に回る。集め方に節操がないが、それにしてもニューヨークでは最も優れた美術館…
MOMA 無料時間になっていないのに今までMOMAで体験した最大の人出。話題のアブラモヴィッチ展から。本人が観客と対面するやつにせよ、その他ライヴ・パフォーマーの作品にせよ、人が多過ぎ、列をなし、警備員の指示に従って進行する始末。観客に判断と責任を…
EAIのViewing Roomでヴィデオ。 Terry Fox/ "Lunar Rambles"76年のキッチンでの個展中、ニューヨーク各所でおこなわれたパフォーマンスの記録。パフォーマンスといっても2種類のボウルを弓で延々擦り持続音を出すだけ。ブルックリンブリッジ、地下道、Fulton…
NYPLで"Armitage Gone, The elegant universe"、"Floor it"、"Twyla Tharp Scrapbook 1965-1982"のヴィデオを見る。 "Armitage Gone, The elegant universe" キャロル・アーミテージのカンパニー。グッゲンハイムの"Works & Process"のレコーディング。弦理…
Yasunao Tone/ Tomomi Adachi @ Roulette 私は音響詩を中心にしたパフォーマンス。ニューヨークでは初めて。刀根さんはMP3のエラーメッセージをスコアに、万葉集をもとにしたサウンドファイルを再生。プロセスは見えず、ラップトップを操作するだけだが、理…
Thee Majesty @ Issue Project Room 浮遊するギター・ループと、エフェクトのかかったティンパニ、ゴング、それとGenesis P-Orridgeの語りによるトリオ。音楽的にはなんということもないけれど、Pオリッジの人体改造の果ての禍々しさに衝撃。もの凄い豊乳に…
Slash @ Diapason Gallery Kato Hidekiの音とUrsula Scherrerによるヴィデオによるインスタレーション。3つのプロジェクターをスリットの多く入った壁越しに映写し、まるでフィルムのような触感。ScrapCycle(reUSE/reCOMBINE) @ Devotion Gallery 日本のよう…
National Design Triennial @ Cooper-Hewitt, National Design Museum トリエンナーレ自体はびっくりするくらい小規模な展示。Why Design Now?という大きく出たテーマだが、多くは地球資源が限られているから、というエコ話でしかない。すると小さいモジュー…
Francesco Gagliardiとパフォーマンス・アート、エクペリメンタル・シアターについて。以下会話のメモ。 スチュアート・シャーマンはフォアマンとつながりが深いが、対極にあるものとしてジャック・スミスを考えなければならない。両者に共通するのはno conc…
Return to the Pleasure Dome @ Hiro Ballroom アンソロジー・フィルム・アーカイヴス40周年ベネフィット。「千と千尋」を真似たボールルーム。上の席からはどっちみちよく見えないので、最初の2バンドはなんとなく聞き流す。Sonic Youthはロックなバンドだ…
Tomomi Adachi/ Philip White/ Marko Timlin @ Diapason 小さいけれどアメリカで経験する最も優れたPA。Markoは超音波距離センサーと光電池をArduinoに入れてMAXを操作。Philip Whiteはミキサーのフィードバック。この人、とても面白い。私のソロのあと、3人…
Seth Cluett @ Roulette 若い作曲家。最初は観客にインストラクションのあと、紙と石の観客による演奏。基本的にはウォルフと一緒だが、もうちょっと分かりやすい。Okkyung Leeのチェロと低音のサイン波による音楽。基本的にはルシエと一緒だが、チェロのパ…
Pauline Oliveros + Susie Ibarra @ Stone 自分でもどうかしていると思うが、リハーサルと本番の間に時間があったのでここに。デジタル・アコーディオンとドラムセット。時々丁々発止にもなる、2人でメロディー(いわゆるメロディーではないけれど)を同時に…
Stuart ShermanとCharlemagne PalestineをEAIのViewing Roomで。ここは何時間あっても足りない。Shuermanは13th, 7th, 8th Spectacle。8th(1979)の段階でテーブルトップシアター+カセットという形式は確立されている。13thではカセットの音との関係が重視。…
Colin Gee @ Whitney Museum Martin Kerselsの"5 Songs"でのパフォーマンス。彫刻そのものは大したものだと思わないが、Colin Geeは洗練された身体技法で、モノと直接的な関係を作る一歩手前をひたすら逡巡するようなパフォーマンス。空間把握と物との関係が…
チェルシーで画廊巡り。目につくものは知っている作家ばかりというのが実情。「おっ」と思うとJiri Kovandaだったり。興味のある作家ではなかったがUta Barthの新作が意外と面白い。やはり写真の面白さはフレームに尽きると思う。Chelsea Art Museumではアー…
Electronic Art Intermixのviewing roomでStuart Shermanの記録映像。これはたぶん世界のここでしか見れない。Selections from the First SpectacleとSecond Spectacle を通して見、Fourteenth Spectacle Performance と 21 filmsを飛ばし見。75年の最初のも…
Neil Rolnickとミーティング。アーティストがコミュニティーを形成すること。中国の話をいろいろ聞く。 NYPLでDeborah Hey "Group work"と"If I sing to you"のヴィデオを見る。"Group work"(要するに「無題」なのだろう)の方は15人くらいのダンサーがわら…
Crash Ensemble @ (le) poisson rouge Donnacha Dennehy "Streetwalker", Steve Reich "Cello Counter Point", Donnacha Dennehy "As an Nós", Terry Riley"Loops for Ancient Giant Nude Hairy Warriors Racing Down the Slopes of Battle", David Lang "Fo…