3月23日 Tom Johnson, Arthur Russell

Harvestworksでロボット作曲。まだテクニカルな問題が残り、いちどエリックと話さないと。

Tom Johnson
@ Experimental Intermedia
アメリカの政治情勢についてひとくさり話した後、"Music and Questions"といくつかの近作録音の抜粋(rational melodiesのアンサンブルアレンジ版が面白い)、最後に75年の"Lecture with Repetition"。自己言及性とインタラクティヴィティが高度に結びついた大傑作。
帰ろうとするとトムが怒鳴るので、EIに午前2時まで。フィルとトムの作曲を巡る議論。ベイシーとウォーラーを大音量で聴き(それにしてもフィルのセレクションで聴くと、いかにジャズとミニマリズムがつながるかが納得できる)。フィルの撮ったアーサー・ラッセルのヴィデオを見る。トムが1983年にニューヨークを離れた時、最もユニークな音楽をやっていたのが彼なんだそうだ。信じられないほど美しい映像。70年代のミニマリズムと80年代のポップ・ミュージックを最も説得力ある形で架橋した人。そしてフィルがこういう仕事をしなくなったのは残念。クラウディオとブロードウェーを歩いて帰る。