3月13日 Duras, Maria Chavez

India Song
@ Anthology Film Archives
これ以上、音楽が納得いく形で使われている物語映画が他にあるか知らない。昔、このダレッシオのサントラが大好きだったことも思い出した。別にヨーロッパが舞台ではないけれど、まったくヨーロッパ的な光。ドイツ、フランスやオランダに長くいるとこの独特な光への感覚が鋭くなる。アメリカはまた違う。でもアメリカで見ると、何かったるいことやってんだ、という気にもなる映画だな。
Maria Chavez
@ Roulette
前半のソロでは、一枚のレコード、特定の針を使い、ひとつのコンセプトを明確にした曲を演奏する。楽器としてのターンテーブルと再生装置としてのターンテーブルのバランスをとりつつ、あくまで作曲というアプローチをとる。ちょっと他のターンテーブル奏者にはないやり方だと思う。後半Shelley Burgonとのデュオ。Shelley Burgonが微音のきれいな響きに落ち着いてしまい、いまいち。