1月14日

New York Philharmonic / Alan Gilbert指揮
@ Avery Fisher Hall
早起きして公開リハーサルを見る。10時から開始。Haydn Symphony No. 49 La Passione, John Adams The Wound-Dresser, Schubert Symphony in B minor Unfinished, Berg Three Orchestral Piecesを逆順で。未完成とベルクをつなげたのがミソなんでしょうね。プログラミングには成る程と思う。やはり曲の途中で演奏が止まるとフラストレーションがたまる。うまいけれど、ヨーロッパのオーケストラが時に見せる殺気のようなものは全然感じられない。アダムスは曲はひどいが、歌詞がホイットマンで、超絶主義とナショナリズムと音楽の関係について考え込んでしまった。ま、あくまでリハーサルだけど。
NYPLで本とCDを借りる。図書館員の資料の扱い方の、ほとんど破壊しているような乱雑さに、そろそろ慣れなければ。
White Fungus
@ P.P.O.W
Simone Fortiのチケットがとれなかったのでこっちに。もとニュージーランド、現台湾発の実験音楽・芸術雑誌の発刊イヴェント。やたらとまとまりのないイヴェントだがいろんな人にあった。If, Bwanaが目当ての一人だが、ほとんど現代音楽みたいになっていて（フルートは譜面を吹いていた）驚いた。もう一人の目当て、David Watsonのバグパイプは素晴らしい。他にはしょーもない詩人とか。