5月16日 Seth Cluett

Seth Cluett
@ Roulette
若い作曲家。最初は観客にインストラクションのあと、紙と石の観客による演奏。基本的にはウォルフと一緒だが、もうちょっと分かりやすい。Okkyung Leeのチェロと低音のサイン波による音楽。基本的にはルシエと一緒だが、チェロのパートは特殊奏法も含め、もうちょっといろいろある。最後はフィールド・レコーディングとサイン波のクラスター、自作楽器による長い曲。基本的にはニブロックと一緒だが、もうちょっと細工がある。アメリカ実験音楽を学習して、ちょっとだけ発展させてみました、という印象。それでもいいけれど、趣味の付加でしかないような発展の仕方はつまらない。