5月1日 Trisha Brown, Henry Kaiser

Trisha Brown Company
@ Dia:Beacon
美術館各所での遊覧式の公演。Group Primary Accumulation with Movers/ Heizerの穴の間。4人によるプライマリー・アキュミュレーションを別の4人のダンサーが体を抱えて、引きずって移動させて行く。Figure8/ デ・マリアの作品に沿って、8人が並び、上で組んだ手をゆっくりと動かす。それだけ。La Chanteuse/ ダンサー1人が"oh no, oh no"といって横に倒れる。それだけ。この2作が白眉。チェンバレンのところで近作のWork In Progress/ 振付けだけ見ればまだしもラモーの音楽と(フランチェスコ曰く"American"な)衣装が全く意味不明。地下のステージでOpal Loop/Cloud Installation/ この前とは違うダンサーで見る。素晴らしい作品だがこの前の組の方が良いかも。展示替えはボイスのみ。地下で"Opal Loop"の初演のフィルムを見る。再演に比べてもの凄く早く、ブラウンのへろへろ超高速ダンスは信じがたい。

Henry Kaiser
@ The Stone
風船ひねりのピエロとの共演ということで楽しみにして行ったのだが、ピエロさんは2週間前から行方不明とかで現れず、ギターソロ。ロック・ブルースをベースにした、ディレイ多用のインプロ。高校生のころ、この人とクリョーヒンのアルバムが大好きだったのを思い出した。20年経った今も同じフレーズが頻出する。