4月10日 Jonathan Marmor

Misnomer Dance Theater
@ Symphony Space
若い振付家のカンパニー。Trailerが割と面白かったのでいってみた。トリッキーな体の扱いに特化した振付の面白さは映像で感じたまま。スペクタル指向でないところも良いが、全体の構成の仕方やマイム風の身振りの稚拙さは当惑するほど。

Jonathan Marmor
@ The Ontological-Hysteric Theater
Experimental Musicのシリーズ。ヴォーカル*2、ギター*2、キーボード*3、管*3のアンサンブル。16世紀くらいの音楽の奇妙なイミテーション。終止することなく3分くらいでいきなり終わり、次の曲も同じくらいの長さの同じテンポの同じような音楽。それが10曲くらい続くと、今度は長い長いキーボードの単音が挿入され、そのあと、それが休止に置き換わる。最後の方の曲は3分くらいの沈黙の間にルネサンス音楽の断片が聞こえる、といった趣き。記述するのに困るなんとも謎めいた妙な音楽で、和声的にもときどきかなり変な音が混じっていたが、これは演奏者のミスかもしれない。1時間ちょっとでたぶん20曲ほど。